幻奏のフイルム

幻奏のフイルム、千秋楽おめでとうございました!(今日は大晦日

 

海琉ちゃんは初外部舞台&初主演、星輝ちゃんはバンクパックに続き二回目の外部舞台。ま、話自体はバンクパックより前だったらしいけど。

 

この近辺は自分のほんとに仕事が忙しくて、ほぼほぼ前情報をしっかり得ないまま臨んだので、戦争の話だったことは現地で知りました。(10ラジ顔面しか見てないことがバレる)

 

幸弘な星輝ちゃんを見て、「できない演技が自然にできる」ってほんと強みだよなぁと思いました。ぼくサバでもそうだったけれど、できないを演じるって一番難しいことだと思ってるので。みなさんもおわかりの通り星輝ちゃんって努力の天才だから、できるようになるまでの過程もしっかり大事にしてきたことがわかるような気がしました。あ、これは憶測が過ぎますかね?

「子猫ちゃん」って言う幸弘も、子猫になった星輝ちゃんもどちらも同じ舞台で見れたのはほんとに感情が忙しくなりましたね。すっごく可愛いのに奧に見える色気・妖艶さがほんとに「あんたいくつよ?」ってなるし、そもそも和装っていいよね…。あと、猫ちゃんシーン前だったけど、リーチーさんに扇で遊ばれる幸弘が猫じゃらしで遊ぶ猫ちゃんだった…あれも可愛かった…。こんな可愛い男が和装で妖美なにゃんこをするの見て死なない人はいない説。人類みんな星輝ちゃんのギャップで落ちてしまえばいい。(喜)

ジャンケンシーンとか随所で垣間見える弟感も最高だったな…。自分より歳下で、初めての外部舞台で、初めての主演で不安な海琉ちゃんを支えたい!ってさまざまな場所で言ってた星輝ちゃんをちゃんと弟にさせてくれる、甘えさせてくれる方たちがたくさんいてほっこりしちゃいました。(親ですか?)ただ、相撲シーンでエディさんの服をめくろうとする反則スレスレな幸弘はほんと笑いました 笑

元々はハムレットだった台本をロミロザに変えてもらった理由が「皇輝と同じセリフを言いたかったから」なのほんとに好き星輝ちゃんだった。言ってるときの言葉の表情には、兄への尊敬も、兄には負けたくない気持ちも、全部詰まってて、兄への想いの真髄を見た気がしました。それを目の当たりにしてからのあのYouTubeの言葉はより一層くるものがありましたね…。(見てない方はこちらから少年忍者【格付けランキングで涙】感謝の言葉に…ガチ感動〜その2〜 - YouTube※時間指定済)

 

わたしが入ったのは2日目昼と、千穐楽の前日夜だったもんで、舞台を通しての成長がすごくわかりやすかったこともあり、海琉ちゃんのその吸収力にもびっくりしました。2日目のほうはやっぱりまだ緊張が垣間見えたというか、ちょっぴり固い感じがしたんですよね、星輝ちゃんがそれを感じさせなかったから余計に。でも、千穐楽前日に入ったときには緊張すらも楽しんでるというか、慣れたのかもしれないけど、のびのびと芝居してるような気がしてすごく良かったなぁって。そもそも海琉ちゃんってこれまでのお芝居を見てかなりの発展余地があるというかそんなイメージだったので(失礼)、こんなに上手かったことにびっくりしました。何より声が聞き取りやすい…ドラマよりも舞台の方が海琉ちゃんの良さが分かりやすい気がしたな…。

あと、海琉ちゃんってほんとに生まれながらの主人公って言葉が似合うなって。ラストシーンの「よーい、アクション!」がほんとにキラキラしてて、ラストシーンなはずなのにワ◯ピースの「海賊王に俺はなる!」と同じワクワクを感じたあの瞬間。幻奏は今回で終わるかもしれないけれど(再演はいつでもお待ちしてますよ?)、田村海琉の物語はまだまだこれからだから、このワクワク感はそういうことなんでしょうね。

 

個人的に「完璧に見える人でも必ず何かしら抱えている」ってセリフが大好きです。当時がちょうど大きなお仕事を任せていただいて、いろんな初めてのことにあたふたしていたからいろいろ見失っていた時期でもあったので、このセリフを聞いてすごく気持ちが楽になったんですよね。だって、上司とかですら行き詰まることはあるんだろうから、まだまだ新人な自分が行き詰まらないわけないし、むしろ行き詰まらない方が怖いよねって。すごく救われました。この話を上司にしたら上司もワクワクしてて、今すぐにでも円盤渡したくなったので何かしら映像媒体欲しいですね…私欲を満たす意味でも(こら

 

河本さんとかひょっこりさんとかが隙あらばほしたむにお菓子を与えてるっていうエピ、最高に親戚のおっちゃんすぎて好きでした。かわいこちゃんだし、成長期にプラスして体質的にあまり太れないタイプな二人だから、美味しそうに食べてると安心するし、あげたくなるのわかります(こら)あと、蝶羽さんはもう言ってることが親すぎて握手したくなりました。

 

来年はどんな景色が見れるのか、楽しみだなぁ。素敵な役名がまた増えることを祈って、結びといたします。では、星降る夜に、また会いましょう。